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ここだけのはなし
ひとつ不思議なことがある。どうして、日本人は日本語のTシャツを着ないんだろうってこと。


とにかく日本語ってデザインとして、美しい。漢字、カタカナ、ひらがな、alphabet。縦書き、横書き。世界一バリエーションに富んでいる。なのに。


あれかな、ほら、日本人って照れ屋さんでしょ。「愛してるぜ!おっー!」みたいなTシャツを着るのは抵抗があるのかもしれない。


でもね、この前「crazy boy」ってTシャツをおばさんが着てて。それってきっと息子か誰かのTシャツで、そこに何が書かれているかなんて気にしていないんだろうね。


でも、「狂人」とか書いてたら着ないよね、普通。わかんないけど…。


でぶっちょでどうしようもない男の子が英語で「みんなが私の魅力にクラクラ」なんてTシャツを着ていてね、それはそれで素敵なんだけれど。


唐突だけど、Tシャツってもっと自己主張してもいいんじゃないかしら。単にデザインがかっこよいとか当たりさわりないとか、そんなんじゃなくて、自己主張。


Tシャツはとても不思議な服だと思う。そう、ちょうど、渋谷や新宿にあるビルディングに似ている。


単なる広告というのではなく、広告で全体を覆うことで、存在を透明にしている。つまりTシャツって主張するものじゃなく、自分を隠すもの。バリア。それが正しいあり方。


どうして、日本語のTシャツがあんまりないのかって。それは怖いんだね。じゃあ、だからこそ、今、敢えて日本語のTシャツがカッコイイと思う。日本語が旬。


もう、なんでもありでやりつくされた感のあるTシャツの中にあって、こんなに新しく、インパクトのあるTシャツもないんじゃないかな。


着ている人の存在を消すといえばかき消すこともできるし、自己主張したいと思えば、強烈に主張もできる。


着る人が本になれちゃうなんて素敵じゃない?本屋の棚でそっとTシャツがダンボールの箱で売ってたりしたら素敵だなって。本の1ページを着て歩いて、まるでジグソーパズルの1ピースみたいにさ。すごくポエジー。で、しゃれてる。


これから、きっと流行ると思うよ。でも、まだ早いかもしれない。勇気のある人は人気者になれると思う。ねえ、誰か勇気のある人いない?


申し遅れました。わたくし、RADIO DAYSの里宗巧麻と申します。
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by t-shouts | 2006-07-29 03:14 | 詩人類-里宗巧麻
ご相殺

記念すべきはずの一発目の投稿が、こんな不吉なタイトルになってしまったのは、
俺が地方出身者であり、さらには世代的に80年代ヤンキー&パンク文化真っ盛りの中ですくすくと育ったせいであると八割方思われるが、実にまったくその通りだ!
しかし、話はそれだけじゃ終わらない

残りの二割について話そう

俺は詩人であり、独身男性であり、若い人たちから見たら35才のたよりないおっさんであり、
この世界を動かしている成功者から見たら未来を嘱望されている若手芸術家であり、
いつまでも自立できない世代のひとりでもあり、元犯罪者であり、
かわいいケツの持ち主であり、冷たい隣人であり、人込みの中のゴミであり、
なんでもありであり、なんでもなしであり、ありありありありありありありあり・・・んこだ!!

こんな自分にうんざりもしているし、こんな自分でよかったとも思っている

そして、何の因果かこの駄文を読んでくれているあなたと、
愛しあうこと、殺しあうこと、互いに色とりどりの袖を振り合えることのできる可能性を持った、
あなた次第の、わたし次第の、だれかであれたらいいな、と思っている

故に、ここで俺は一度死ぬ
できたらあなたも死んでくれ
互いの胸を差し出し合おうじゃないか

ここまで読んで君はそれそろ気が付く頃だ。そう、
これはまったく気違いの書いている文章であると!
その通り!!

人を愛してしまったときに生まれる、あの、どうかしてしてしまっている感覚・・・
恐怖であり、恍惚であり、一瞬であり、永遠であり、
そして、それは”詩”そのものである、あの、何よりも尊い気違いの感覚で、
俺はいま、書いているんだ

「詩人類T-shouts!」
お前と俺は出会った
出会ってしまった
はじめまして
殺し合いをはじめましょう

そこからひとひらの”言の葉”が生まれることを信じて☆

・・・これが、「ご相殺」の理由の、実は1.9割
残りの0.1割はいつか
楽しみに取っておこう

よろしく

桑原滝弥


※「詩人類T-shouts!」は今後、さまざまな”言の葉”にこだわりをもった作家のTシャツをリリースしていき、またライヴイベントも定期開催していきます。このブログ上でも、桑原滝弥以外の作家・スタッフたちも続々登場していきますので、ご期待ください。


(桑原滝弥プロフィール)
1971年三重県生まれ。詩人。
演劇・音楽活動などを経て、1994年より本格的に詩作を開始。
以降、舞台・映像・紙誌・電波・路上・日常・ベッドの上下etc.あらゆる時空を”詩”つづける「反逆のポエトリーアイドル」として多分野で活躍中。著書に、詩集「花火焼」(にこにこ出版)。
2006年1月からは、”詩の向こう側の詩”を目指して、他メディアとのコラボレーションに積極的に取り組む新団体「詩人類」を旗揚げ。今回の「t-shouts!」もその一環として立ち上げた。
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by t-shouts | 2006-07-23 20:31 | 詩人類-桑原滝弥