ご相殺

記念すべきはずの一発目の投稿が、こんな不吉なタイトルになってしまったのは、
俺が地方出身者であり、さらには世代的に80年代ヤンキー&パンク文化真っ盛りの中ですくすくと育ったせいであると八割方思われるが、実にまったくその通りだ!
しかし、話はそれだけじゃ終わらない

残りの二割について話そう

俺は詩人であり、独身男性であり、若い人たちから見たら35才のたよりないおっさんであり、
この世界を動かしている成功者から見たら未来を嘱望されている若手芸術家であり、
いつまでも自立できない世代のひとりでもあり、元犯罪者であり、
かわいいケツの持ち主であり、冷たい隣人であり、人込みの中のゴミであり、
なんでもありであり、なんでもなしであり、ありありありありありありありあり・・・んこだ!!

こんな自分にうんざりもしているし、こんな自分でよかったとも思っている

そして、何の因果かこの駄文を読んでくれているあなたと、
愛しあうこと、殺しあうこと、互いに色とりどりの袖を振り合えることのできる可能性を持った、
あなた次第の、わたし次第の、だれかであれたらいいな、と思っている

故に、ここで俺は一度死ぬ
できたらあなたも死んでくれ
互いの胸を差し出し合おうじゃないか

ここまで読んで君はそれそろ気が付く頃だ。そう、
これはまったく気違いの書いている文章であると!
その通り!!

人を愛してしまったときに生まれる、あの、どうかしてしてしまっている感覚・・・
恐怖であり、恍惚であり、一瞬であり、永遠であり、
そして、それは”詩”そのものである、あの、何よりも尊い気違いの感覚で、
俺はいま、書いているんだ

「詩人類T-shouts!」
お前と俺は出会った
出会ってしまった
はじめまして
殺し合いをはじめましょう

そこからひとひらの”言の葉”が生まれることを信じて☆

・・・これが、「ご相殺」の理由の、実は1.9割
残りの0.1割はいつか
楽しみに取っておこう

よろしく

桑原滝弥


※「詩人類T-shouts!」は今後、さまざまな”言の葉”にこだわりをもった作家のTシャツをリリースしていき、またライヴイベントも定期開催していきます。このブログ上でも、桑原滝弥以外の作家・スタッフたちも続々登場していきますので、ご期待ください。


(桑原滝弥プロフィール)
1971年三重県生まれ。詩人。
演劇・音楽活動などを経て、1994年より本格的に詩作を開始。
以降、舞台・映像・紙誌・電波・路上・日常・ベッドの上下etc.あらゆる時空を”詩”つづける「反逆のポエトリーアイドル」として多分野で活躍中。著書に、詩集「花火焼」(にこにこ出版)。
2006年1月からは、”詩の向こう側の詩”を目指して、他メディアとのコラボレーションに積極的に取り組む新団体「詩人類」を旗揚げ。今回の「t-shouts!」もその一環として立ち上げた。
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by t-shouts | 2006-07-23 20:31 | 詩人類-桑原滝弥
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